LLMOツールおすすめ18選【2026年最新】国内12+海外6を8軸で比較
LLMOツールとは、ChatGPT・Google AI Overview(AI概要)・Perplexityなどの生成AIの回答内で、自社ブランドが言及されているか、自社サイトが引用元として使われているかを計測し、改善するためのツールです。AIOツール、GEOツール、AEOツール、AI可視性ツールと呼ばれるものも同じ製品カテゴリを指します。国内では月額7,980円から、従量制なら1プロンプト8円から導入でき、無料で使えるチェッカーも存在します。本記事では国内12・海外6の計18ツールを、8つの評価軸で横並びに比較します。
※並び順は入口価格の安い順です(要問い合わせのツールは各区分の末尾)。自社ツールを含むため、価格・機能は各公式サイトの現行仕様をご確認ください。
# | ツール | 提供元 | 区分 | タイプ | 対応エンジン | 入口価格(税別) | トライアル |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 生成AI言及チェッカー | オルグロー | 国内 | 無料チェッカー | 3(AI概要・ChatGPT・Gemini) | 無料(最大3クエリ) | 登録不要 |
2 | リテラ(BringRitera) | BringFlower | 国内 | 計測+AIライティング | AI Overview・AIモード・ChatGPT等 | 1プロンプト8円〜 | 7日間+フリープラン |
3 | Brand UP | Wanokuni | 国内 | 計測+改善提案 | 4(ChatGPT・Gemini・AI Overview・AI Mode) | 月額7,980円〜 | 7日間(クレジットカード登録不要) |
4 | LLMOチェキ【当社】 | Itera | 国内 | 統合型(計測+改善) | 8(ChatGPT・Perplexity・Claude・Gemini・AI Overview・AI Mode・SearchGPT・Copilot) | 月額29,800円〜98,000円 | 無料診断(登録不要)+7日間無料トライアル |
5 | DolphinX AIO | メディアリーチ | 国内 | 統合型 | 6(ChatGPT・Perplexity・Gemini・Claude・AIモード・AI概要) | 月額30,000円〜100,000円 | 無料お試しあり |
6 | ミエルカGEO | Faber Company | 国内 | SEO進化型 | 6(ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overview・AI Mode) | 月額49,800円〜+初期費用 | あり |
7 | AIsearchmap | CINC | 国内 | 計測特化 | 主要LLM | 要問い合わせ | 無料プランあり |
8 | SUPER ACT | プラッタ | 国内 | 計測特化 | ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexity等 | 要問い合わせ | デモ依頼可 |
9 | AKARUMI | ipe | 国内 | 計測特化 | 5(ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overview) | 要問い合わせ | 7日間 |
10 | パスカル | オロパス | 国内 | SEO進化型 | AIO分析・サイテーション分析 | 要問い合わせ | 4日間 |
11 | Keywordmap | CINC | 国内 | SEO進化型 | AIO分析ほか | 要問い合わせ | あり |
12 | AIO Analytics | — | 国内 | 計測+改善+記事生成 | 8(Claude・Geminiは週次) | 月5,980円〜 | 7日間 |
13 | Otterly.AI | OtterlyAI GmbH | 海外 | エントリー | 複数AI検索 | $29/月〜 | 無料枠あり |
14 | Peec AI | Peec AI GmbH | 海外 | ミッドマーケット | 複数AIモデル | €89/月〜 | — |
15 | Profound | Cooper Square Technologies | 海外 | エンタープライズ | ChatGPT・Claude・Perplexity・Gemini等 | $99/月〜(上位はカスタム) | 要商談 |
16 | Semrush(AI Visibility) | Semrush Inc. | 海外 | SEO統合 | AEO・AI検索 | $99前後/月〜 | あり |
17 | Ahrefs Brand Radar | Ahrefs Pte. Ltd. | 海外 | SEO統合 | ChatGPT・Perplexity・AI Overviews・AI Mode | $129/月〜 | — |
18 | Scrunch AI | Excelsa Labs, Inc. | 海外 | エージェンシー向け | AI検索+SNS | $499前後/月〜 | 年間契約が基本 |
LLMOツール(AIOツール・GEOツールも同義)を比較するときの評価軸は8つあります。中でも最初に決めるべきは、自社が測りたいのが「コンテンツの引用露出」なのか「ブランドの推薦露出」なのかという点です。
ここが曖昧なまま機能表を眺めても、判断はできません。当社Iteraの897クエリ×30ジャンル調査ではAI Overview出現率86.5%、ゼロクリック率59.0%。導入を急ぎたい局面だからこそ、比較表の数字を額面通りに読まないことが失敗回避になります。
本記事では、国内12ツール・海外6ツールの横並び表と、比較する側が知っておくべき6つの落とし穴を解説します。
なお本記事は、LLMOツール「LLMOチェキ」を提供する株式会社Iteraが作成しており、自社ツールを含みます。掲載情報は2026年7月時点の各社公開情報に基づく事実ベースの記載です(2026年8月29日に一部情報を確認・更新)。料金・機能・対応エンジンは変更が頻繁で、情報源によって記載が異なる場合もあるため、最終判断は必ず各公式サイトでご確認ください。
比較の前に|LLMO・AIO・GEOツールは同じものです
呼び方が違うだけで、指しているものは同じです。用語で候補を絞る必要はありません。
LLMOツール(大規模言語モデル最適化)、AIOツール(AI最適化)、GEOツール(生成エンジン最適化)、AEOツール(回答エンジン最適化)、AI可視性ツール。呼称は乱立していますが、いずれも「AIの回答内での自社の言及・引用を計測し、改善する道具」を指します。ベンダーごとに好む呼び方が違うだけなので、比較の際は名称ではなく機能で横並びにしてください。
もう1つ前提として、この市場は2024年以降に立ち上がったばかりで、新規参入と機能追加が数か月単位で続いています。半年前の比較記事の情報が既に古いことも珍しくありません。本記事を含め、比較情報は必ず公開日を確認し、最終判断は各公式サイトの現行仕様で行ってください。
なお、検索では「LLMO対策ツール」「AIO対策ツール」「GEO対策ツール」のように「対策」を挟んだ呼び方も一般的ですが、これらも本記事で扱う同じ製品カテゴリを指します。
最重要の分岐|「引用露出」と「推薦露出」は別物です
測りたいものが違えば、選ぶツールも変わります。8軸の前に、ここを決めてください。
LLMOツールが計測する対象は、大きく2つに分かれます。
引用露出(コンテンツの引用)は、AIが回答の根拠として参照したリンクに自社のURLが入っているかを見ます。評価の単位はページです。オウンドメディアやBtoBのように、自社コンテンツを情報源として使わせたい場合の主指標になります。
推薦露出(ブランドの推薦)は、回答本文の中で自社ブランドが候補として挙がるか、推奨の文脈で語られるかを見ます。評価の単位はブランドです。「〇〇のおすすめは?」で名前を挙げてほしいBtoCや店舗、採用の場合の主指標になります。
ここで注意したいのが、「名前が出た(言及)」と「理由を伴って推された(推薦)」を区別できるかです。単に列挙されただけの言及を推薦として数えると、施策の評価がぶれます。ツールの比較では、両方を扱えるか、そして定義を分けて出せるかを確認してください。
比較の8つの評価軸
この8軸を先に決めてから表を見ると、判断が速くなります。
計測対象:引用露出/推薦露出のどちらを、どこまでカバーするか。言及と推薦を区別できるか
対応AIエンジン:ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overview・AI Mode・Claude・Copilot等のどこまでを、実際に計測できるか
日本語対応:日本語クエリでの計測精度、UI、サポート、請求書払いなど国内商習慣への対応。日本からのIPで取得しているか
計測方式と頻度:どの経路で回答を取得し、どのくらいの頻度・回数で反復しているか(日次か週次か、1クエリ何回か)
改善機能:計測だけか、記事生成・サイト診断・改善提案・掲載支援まで含むか
再現性とログ:質問文・取得日時・対象AI・回答本文・引用元URLが記録として残るか。再計測と差分比較ができるか
データ連携:CSVエクスポート、API、BI連携、GA4/Search Consoleとの接続
料金と契約条件:月額、課金単位(クエリ数/エンジン数/シート数/従量)、最低契約期間、トライアル条件
軸6と軸7は見落とされがちですが、実務では効きます。AIの回答は揺れるため、回答本文と取得条件のログが残らないツールでは、数値が動いた理由を後から検証できません。エクスポートができないツールは、社内KPI化やクライアント報告の段階で行き詰まります。
国内12ツールの比較表
ツール | 提供元 | タイプ | 対応エンジン | 料金目安(税別) | トライアル |
|---|---|---|---|---|---|
LLMOチェキ(当社) | Itera | 統合型 | 8(ChatGPT・Perplexity・Claude・Gemini・AI Overview・AI Mode・SearchGPT・Copilot) | 月額29,800円〜98,000円/初期0円~ | 無料診断および7日間の無料トライアル |
Brand UP | Wanokuni | 計測+改善提案 | 4(ChatGPT・Gemini・AI Overview・AI Mode) | 月額7,980円/50,000円/要相談 | 7日間(CC不要) |
DolphinX AIO | メディアリーチ | 統合型 | 6(ChatGPT・Perplexity・Gemini・Claude・AIモード・AI概要) | 月額30,000円/50,000円/100,000円 | 無料お試しあり |
ミエルカGEO | Faber Company | SEO進化型 | 6(ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overview・AI Mode) | 月額49,800円〜+初期費用 | あり |
AIsearchmap | CINC | 計測特化 | 主要LLM | 要問い合わせ | 無料プランあり |
リテラ(BringRitera) | BringFlower | 計測+AIライティング | AI Overview・AIモード・ChatGPT等 | 1プロンプト8円〜 | 7日間+フリープラン |
SUPER ACT | プラッタ | 計測特化 | ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexity等 | 要問い合わせ | デモ依頼可 |
AKARUMI | — | 計測特化 | 5(ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overview) | 要問い合わせ | 7日間 |
パスカル | オロパス | SEO進化型 | AIO分析・サイテーション分析 | 要問い合わせ | 4日間 |
Keywordmap | CINC | SEO進化型 | AIO分析ほか | 要問い合わせ(年間契約) | あり |
生成AI言及チェッカー | オルグロー | 無料チェッカー | AI概要・ChatGPT・Gemini | 無料(最大3クエリ) | 登録不要 |
国内勢の特徴は、日本語UI・日本語サポート・請求書払いが揃うことに加えて、価格の選択肢が広い点です。無料チェッカーから月額7,980円のエントリー、1プロンプト単位の従量制、月額10万円規模の統合型まで揃っており、規模を問わず入口が用意されています。
国内ツールの詳細
① LLMOチェキ(株式会社Itera)|SEOとLLMOを1つに統合【当社提供】
公式サイト:https://llmocheki.com/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | LLMOチェキ |
提供元 | 株式会社Itera |
区分 | 国内 |
タイプ | 統合型(計測+改善) |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 8(ChatGPT・Perplexity・Claude・Gemini・AI Overview・AI Mode・SearchGPT・Copilot) |
料金 | 月額29,800円〜98,000円(税別)/初期費用0円〜 |
トライアル | 無料診断(登録不要)+7日間無料トライアル |

当社Iteraが提供する、SEO対策とAI検索対策を1つのプラットフォームで完結させる統合型ツールです。ChatGPT・Perplexity・Claude・Gemini・Google AI Overview・AI Mode・SearchGPT、Copilotの8エンジンを横断して計測します。
主な機能:言及シェア率・引用率の定点観測、引用元の分解、誤情報検知、AI検索最適化記事の生成、テクニカルSEO×LLMOの統合診断、CMS連携、代理店向けOEM(ホワイトラベル)対応。計測から改善までをツール内で回せる設計です。
料金:月額29,800円〜98,000円(税別)、初期費用0円。URLを入力するだけの無料診断あり。
向いている企業:SEOとLLMOを別ツールで二重管理したくない企業、AI ModeやSearchGPTまで含めた広い計測面が必要な企業、自社ブランドで顧客にLLMO対策を提供したい代理店。
注意点:当社提供のツールのため、比較検討の際は他社のトライアルと併せてご判断ください。
② Brand UP(株式会社Wanokuni)|月額7,980円から始められる計測+改善提案
公式サイト:https://www.brand-up.net/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Brand UP |
提供元 | 株式会社Wanokuni |
区分 | 国内 |
タイプ | 計測+改善提案 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 4(ChatGPT・Gemini・AI Overview・AI Mode) |
料金 | 月額7,980円/50,000円/要相談(税別) |
トライアル | 7日間(クレジットカード登録不要) |

日本市場向けに特化した、完全日本語対応のAI検索最適化ツールです。ChatGPT・Gemini・Google AI Overviews・Google AI Modeの4エンジンに対応しています(利用できる対象はプランや個別の条件により異なります)。
主な機能:メンション率・AI Share of Voiceの計測、競合比較、感情分析(ポジティブ/ネガティブ判定)、施策メモと効果の自動紐付け、定期レポート自動生成、AIアシスタント(Beta)による改善提案、検討段階別のプロンプト自動生成、ブランド属性のハルシネーション検知。
料金:ベーシック月額7,980円/プロ月額50,000円/エンタープライズ要相談。7日間の無料トライアル(クレジットカード不要)。
向いている企業:低コストで本格的な計測を始めたい企業、AI検索対策を初めて導入する企業、カスタマージャーニー別の戦略を重視する企業。
注意点:同社は従来のSEO機能(キーワード調査・順位追跡)は非搭載、海外展開企業の英語コンテンツ分析は現時点で限定的と公表しています。
③ DolphinX AIO(株式会社メディアリーチ)|日次計測とAIコンサルタントチャット
公式サイト:https://dolphinx.jp/aio
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | DolphinX AIO |
提供元 | 株式会社メディアリーチ |
区分 | 国内 |
タイプ | 統合型 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 6(ChatGPT・Perplexity・Gemini・Claude・AIモード・AI概要) |
料金 | 月額30,000円/50,000円/100,000円(税別) |
トライアル | 無料お試しあり |

AIO・LLMOコンサルティングを手掛けるメディアリーチが開発・提供する国産の分析プラットフォームです。ChatGPT・Perplexity・Gemini・Claude・AIモード・AI概要の6エンジンに対応しています。
主な機能:ブランド推薦計測、日次計測と10回連続計測モード、露出率・引用率・AI回答全文・競合比較・参照元・語られ方の可視化、GA4/Search Console連携によるAI検索経由の流入・CV分析、AIコンサルタントチャットによる課題抽出と施策提案。
料金:ライト月額30,000円/プロ月額50,000円/ビジネス月額100,000円。無料お試しあり。
向いている企業:回答の揺れを踏まえた反復計測(10回連続計測)を重視する企業、計測データとGA4/GSCを統合して見たい企業、コンサル知見を組み込んだ提案機能を求める企業。
注意点:コンサルティング会社の自社SaaSであるため、提案内容が同社の方法論に沿う前提で評価してください。
④ ミエルカGEO(株式会社Faber Company)|上場企業提供のGEO専用ツール
公式サイト:https://www.fabercompany.co.jp/service/mieruca-geo/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | ミエルカGEO |
提供元 | 株式会社Faber Company |
区分 | 国内 |
タイプ | SEO進化型 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 6(ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overview・AI Mode) |
料金 | 月額49,800円〜+初期費用(税別) |
トライアル | あり |

東証スタンダード上場企業が提供するSEO/GEOツールです。SEO累計1,900社以上(2024年7月時点の公表値)の導入実績をベースに、GEO専用ツールを展開しています。ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overviews・Google AI Modeの6プラットフォームに対応します。
主な機能:6エンジンでの露出モニタリング、改善支援、ペルソナ設計からキーワード設計・構成案作成・公開後の効果検証までのカスタマーサクセスによる伴走。
料金:月額49,800円/99,800円+初期費用。無料トライアルあり。
向いている企業:上場企業提供のサポート体制と稟議のしやすさを重視する企業、ミエルカSEOを既に利用中でGEO分析を追加したい企業。
注意点:初期費用が別途発生します。SEO本体との併用を前提にした価格設計になっている点を確認してください。
⑤ AIsearchmap(株式会社CINC)|プロンプト自動生成が特徴
公式サイト:https://aisearchmap.jp/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | AIsearchmap |
提供元 | 株式会社CINC |
区分 | 国内 |
タイプ | 計測特化 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 主要LLM |
料金 | 要問い合わせ |
トライアル | 無料プランあり |

株式会社CINCが提供する、AI検索最適化のモニタリングツールです。同社のコンサルティング現場で培った知見を反映した、プロンプトの自動生成機能を搭載しています。
主な機能:自社・競合のブランド言及数/サイト引用数の取得と推移計測、言及シェア(SoV)の可視化、引用ドメインのランキング化によるAI回答に影響力の強いメディアの特定、自社名とドメインの入力によるプロンプト自動生成。
料金:要問い合わせ。無料プランあり。
向いている企業:LLMOに割けるリソース・工数が限られている企業、クエリ設計から支援を受けたい企業、引用元メディアを特定して掲載施策につなげたい企業。
注意点:プロンプトの自動生成は便利ですが、自社の顧客が実際に使う質問と合っているかは、生成後に必ず人の目で確認してください。
⑥ リテラ(株式会社BringFlower)|1プロンプト8円〜の従量制
公式サイト:https://ritera.bring-flower.com/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | リテラ(BringRitera) |
提供元 | 株式会社BringFlower |
区分 | 国内 |
タイプ | 計測+AIライティング |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | AI Overview・AIモード・ChatGPT等 |
料金 | 1プロンプト8円〜(税別) |
トライアル | 7日間+フリープラン |

国産のSEO/LLMOプラットフォームで、AI OverviewsとAIモードに対応しています。言及のされ方だけでなく、その要因まで可視化する設計です。
主な機能:言及順位別の言及・引用率、参照されたURL/ドメインのランキング、生成AIが用いた検索キーワードのランキング、生成AIからのサイト流入数推移、指名検索数の推移、検索順位とAI Overviewsの表示・引用有無の推移、画像付きSEO向けAIライティング。
料金:1プロンプトあたり8円〜。7日間の無料トライアルとフリープランあり。
向いている企業:計測本数が少ないうちは費用を抑えたい企業、AI Overviews/AIモードの詳細計測を重視する企業、指名検索数まで含めて効果を追いたい企業。
注意点:従量制のため、計測クエリ数と頻度を増やすほど総額が上がります。月額固定型との損益分岐を試算してください。
⑦ SUPER ACT(株式会社プラッタ)|引用元URLランキングと文脈分析
公式サイト:https://superact.ai/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | SUPER ACT |
提供元 | 株式会社プラッタ |
区分 | 国内 |
タイプ | 計測特化 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexity等 |
料金 | 要問い合わせ |
トライアル | デモ依頼可 |

主要な生成AI(ChatGPT・Gemini・Claude・Grok・Perplexity等)を横断し、自社ブランドがどう語られているかを定量化するLLMO分析ツールです。
主な機能:ユーザーが実際に検索しそうなプロンプトの登録と追跡、メンション率の計測、センチメント分析、引用元URLランキング、文脈分析、Action Board(LLMOアクションの進捗管理)。
料金:要問い合わせ。デモ依頼が可能です。
向いている企業:複数の生成AIでの露出状況を正確に把握したい企業、どのメディア・コンテンツを強化すべきかを引用元データから判断したいマーケター。
注意点:Grokなど他社があまり対応していないエンジンを含む一方、価格は問い合わせベースです。自社の必要エンジンと予算を事前に整理してから相談してください。
⑧ AKARUMI|純国産のLLMO分析専用ツール
公式サイト:https://akarumi.jp/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | AKARUMI |
提供元 | 株式会社ipe |
区分 | 国内 |
タイプ | 計測特化 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 5(ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overview) |
料金 | 要問い合わせ |
トライアル | 7日間 |

既存SEOツールの機能追加ではなく、AI検索分析のために設計された純国産の特化型ツールです。運営元の株式会社ipeは、SEO/LLMOコンサルティングで500社以上の取引実績を公表しています。ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claude・AI Overviewsの5プラットフォームに対応します。
主な機能:プロンプトを自由に設定した再現性のあるAI回答の比較・分析、大量キーワードの継続計測、直感的なUI。
料金:要問い合わせ(プランにより変動)。7日間の無料トライアル。
向いている企業:100〜300キーワード規模で継続計測したい企業、純国産・日本語サポート前提でLLMO専用ツールを探している企業。
注意点:改善実行の機能は限定的なため、制作・改修の体制は別途必要になります。
⑨ パスカル(株式会社オロパス)|SEO実績2,900社超のサイテーション分析
公式サイト:https://www.pascaljp.com/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | パスカル |
提供元 | 株式会社オロパス |
区分 | 国内 |
タイプ | SEO進化型 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方(対象はAI Overviews中心) |
対応エンジン | AIO分析・サイテーション分析 |
料金 | 要問い合わせ |
トライアル | 4日間 |

SEO累計2,900社以上の導入実績を持つ国産SEOツールで、AIO分析とサイテーション(ブランド)分析機能を備えています。
主な機能:AI Overviewsの出現傾向の可視化、クエリ分類(Do/Buy/Know)の自動分析、自社・競合のブランド言及状況の比較、その差分から掲載依頼先を抽出するアプローチリストの出力、上位サイトの構造・見出し・文字数の統計分析、タグ・構造化データの整合性チェック、複数ドメイン管理。
料金:要問い合わせ。4日間の無料体験(全機能利用可)。
向いている企業:SEO構造分析とサイテーション対策を一体で進めたい企業、複数ドメインを運用する制作会社・SEO代理店。
注意点:AI回答内の言及計測というより、SEO分析+外部サイテーション分析に強みがある設計です。何を測りたいかによって評価が変わります。
⑩ Keywordmap(株式会社CINC)|日本語ビッグデータの競合分析
公式サイト:https://keywordmap.jp/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Keywordmap |
提供元 | 株式会社CINC |
区分 | 国内 |
タイプ | SEO進化型 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方(対象はAI Overviews中心) |
対応エンジン | AIO分析ほか |
料金 | 要問い合わせ(年間契約) |
トライアル | あり |

2,800万語規模の日本語データベースを自社保有するSEO・コンテンツマーケティング調査分析ツールで、AIO分析機能を提供しています。
主な機能:競合サイトの獲得キーワード分析、リスティング広告の出稿情報分析、上位サイトの共通トピック抽出、AIによる記事構成案の自動生成、専任カスタマーサクセスによるオンボーディング支援。
料金:要問い合わせ(初期費用+月額、1年契約)。無料トライアルあり。
向いている企業:競合分析・キーワード調査を軸にSEOとAIO対策を進めたい企業、SEOと広告を横断して分析したい企業。
注意点:年間契約が基本です。同社はAIsearchmapも提供しているため、目的に応じてどちらが適するか相談することを推奨します。
⑪ 生成AI言及チェッカー(オルグロー株式会社)|登録不要・完全無料
公式サイト:https://llmotool.white-link.com/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | 生成AI言及チェッカー(現行の公式表記はLLMO計測チェッカー) |
提供元 | オルグロー株式会社 |
区分 | 国内 |
タイプ | 無料チェッカー |
主な計測対象 | 推薦露出(ブランド言及の有無) |
対応エンジン | 3(AI概要・ChatGPT・Gemini) |
料金 | 無料(最大3クエリ) |
トライアル | 登録不要 |

ブランド名・検索クエリ・URLを入力すると、Google AI概要・ChatGPT・Geminiの回答内での言及を確認できる無料ツールです。
主な機能:最大3クエリの同時計測、言及の有無と回答全文の確認。会員登録・インストールは不要です。
料金:無料。
向いている企業:有料ツールの導入前に現状を1回確認したい企業、まずLLMOという概念を体感したい担当者。
注意点:継続的な定点観測、競合比較、履歴の蓄積はできません。位置づけは「入口」です。
⑫ AIO Analytics|月額5,980円から8エンジンを計測できる新興ツール
公式サイト:https://aioanalytics.ai/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | AIO Analytics |
区分 | 国内(日本語・円建てで提供) |
タイプ | 計測+改善+記事生成 |
主な計測対象 | 推薦露出(紹介率・掲載順位)と引用の記録 |
対応エンジン | 8(ChatGPT・AI Overview・AIモード・Perplexity・Grok・Copilotは日次、Claude・Geminiは週次) |
料金 | スターター月額5,980円/ベーシック月額14,980円/スタンダード月額59,800円(税別)。初期費用0円 |
トライアル | 7日間 |

AI検索での見られ方を毎日自動計測するツールです。AIの回答での自社の紹介率・掲載順位の追跡に加えて、引用分析・競合比較、検索順位計測、改善提案の自動生成、コンテンツチェック、記事生成、サイト統合診断までを備えます。
主な機能:8エンジンの自動計測、引用分析・競合比較、改善提案の自動生成、記事生成、AI施策管理・効果判定、サイト統合診断。
料金:月額5,980円(税別)から。初期費用0円、契約は1ヶ月ごと。
向いている企業:月1万円未満で8エンジンの継続計測を始めたい企業、計測から改善・記事生成までを低価格で試したい企業。
注意点:ClaudeとGeminiの計測は週次です。運営会社の情報は公式サイトに記載がないため、契約条件とあわせて問い合わせで確認してください。
海外6ツールの比較表
ツール | 位置づけ | 入口価格の目安(月額) | 課金の特徴 |
|---|---|---|---|
Otterly.AI | エントリー | $29(Lite)〜$489(Premium) | プロンプト追加はアドオン課金 |
Semrush(AI Visibility) | SEO統合 | $99前後(単体)/$139.95〜(スイート) | プロンプト数・日次クエリ数に上限 |
Peec AI | ミッドマーケット | €89(Starter)/€199(Pro) | 追跡プロンプト数に上限 |
Ahrefs Brand Radar | SEO統合 | $129〜$699(情報源により記載差あり) | AIインデックス単位の課金 |
Profound | エンタープライズ | $99〜/要商談(情報源により記載差あり) | 上位はカスタム価格 |
Scrunch AI | エージェンシー向け | $499前後〜 | 年間契約が基本 |
海外勢は機能の先行と価格帯の幅広さが特徴ですが、日本語クエリでの計測精度とサポート体制には差があります。以下、1ツールずつ解説します。
海外ツールの詳細
⑬ Otterly.AI|月額$29から試せるエントリー層の定番
公式サイト:https://otterly.ai/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Otterly.AI |
提供元 | OtterlyAI GmbH |
区分 | 海外 |
タイプ | エントリー |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 複数AI検索 |
料金 | $29(Lite)〜$489(Premium)/月 |
トライアル | 無料枠あり |

海外のAI検索監視ツールの中で、最も導入しやすい価格帯にあります。2025年にGartnerのCool Vendorに選出されたと公表しています。
主な機能:設定したプロンプトに対する各AI検索エンジンの回答を継続取得、ブランドの掲載有無・引用状況・回答内での位置づけの定量化、競合比較、GEO監査、Googleアナリティクス連携。
料金:Lite $29/月、Standard $189/月、Premium $489/月。追加プロンプト100本で+$99などのアドオン課金あり。無料枠も提供されています。
向いている企業:まず海外ツールを安く試したい企業、設定のシンプルさを重視する企業。
注意点:モニタリング中心の設計で、コンテンツ生成などの改善実行機能は持ちません。APIは未提供(Looker Studioコネクタで代替)とされています。日本語クエリでの動作は必ずトライアルで確認してください。
⑭ Semrush(AI Visibility Toolkit)|既存SEOスイートへの追加
公式サイト:https://ja.semrush.com/ai-seo/overview/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Semrush(AI Visibility) |
提供元 | Semrush Inc. |
区分 | 海外 |
タイプ | SEO統合 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | AEO・AI検索 |
料金 | $99前後(単体)/$139.95〜(スイート)/月 |
トライアル | あり |

世界的なデジタルマーケティングスイートSemrushに、AI検索の可視性を計測する機能が追加されたものです。日本国内では総代理店による日本語サポート体制が整っています。
主な機能:AEO・AI検索の可視性の一元管理、プロンプト分析、競合のAI露出状況の分析、AI駆動のサイト診断とコンテンツ最適化提案。従来のキーワード調査・競合分析・テクニカルSEO診断・広告/SNS管理も同一ツール内で完結します。
料金:AI Visibility Toolkit単体で$99前後/月、スイートは月額$139.95〜(年間$1,497.96〜)。プランごとにプロンプト数・日次クエリ数の上限があります。無料トライアルあり。
向いている企業:既にSemrushを契約している企業、SEO・広告・SNSを横断して管理したい企業。
注意点:LLMO特化ツールではないため、AI計測の深さは専業ツールと比較して評価してください。日本語UIは一部のみという指摘もあります。
⑮ Peec AI|欧州発のミッドマーケット向け
公式サイト:https://peec.ai/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Peec AI |
提供元 | Peec AI GmbH |
区分 | 海外 |
タイプ | ミッドマーケット |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | 複数AIモデル |
料金 | €89(Starter)/€199(Pro)/月 |
トライアル | — |

中堅規模のマーケティングチームを主対象とする、欧州発の成長株です。可視性・ポジション・センチメントという分かりやすい指標設計が特徴です。
主な機能:特定プロンプトに対する複数AIモデルの回答収集・分析、ブランドの言及状況と引用元傾向の可視化、センチメント(肯定的/否定的)とモデル別の差異の確認、改善アクションの提示、チーム連携機能(全プランで利用人数無制限)。
料金:Starter €89/月、Pro €199/月、Enterprise はカスタム。
向いている企業:中堅規模でチーム運用したい企業、計測にとどまらず改善アクションまで提示してほしい企業。
注意点:プランごとに追跡プロンプト数の上限があり、セルフサーブでは計測対象モデル数に選択制の上限が設けられています。
⑯ Ahrefs Brand Radar|SEOデータ基盤と統合できるAI可視性分析
公式サイト:https://ahrefs.com/ja/brand-radar
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Ahrefs Brand Radar |
提供元 | Ahrefs Pte. Ltd. |
区分 | 海外 |
タイプ | SEO統合 |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | ChatGPT・Perplexity・AI Overviews・AI Mode |
料金 | $129〜$699/月(情報源により記載差あり) |
トライアル | — |

SEOツール大手Ahrefsが提供するAI可視性機能です。1億件を超えるプロンプトとAI応答のデータベースを基盤としています。ChatGPT・Perplexity・Google AI Overviews・AI Modeに対応します。
主な機能:AI検索でのブランド言及率(AI Share of Voice)の測定、参照元URLとプロンプトの特定、カスタムプロンプト機能、競合比較、Web上のサイテーション追跡、YouTube・Redditなどのプラットフォームでのブランド露出の定量比較、センチメント分析。
料金:情報源により記載差がありますが、$129〜、または1インデックス$199/月〜全AIプラットフォーム$699/月、カスタムプロンプト追加$50/月〜といった表記が確認できます。Ahrefs本体は月額¥19,900(Lite)〜¥68,900(Advanced)。
向いている企業:既にAhrefsを導入している企業、SEOとAI可視性を同一基盤で分析したい企業。
注意点:AIインデックス単位の課金のため、全エンジンをカバーすると費用が大きく上がります。日本語UIには対応していますが、サポートは英語中心とされています。価格の記載が情報源で揺れるため、必ず公式で確認してください。
⑰ Profound|エンタープライズ向けの代表格
公式サイト:https://www.tryprofound.com/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Profound |
提供元 | Cooper Square Technologies Inc.(dba Profound) |
区分 | 海外 |
タイプ | エンタープライズ |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | ChatGPT・Claude・Perplexity・Gemini等 |
料金 | $99/月〜・上位は要商談 |
トライアル | 要商談 |

大手ブランドへの導入を掲げる、GEO特化のマーケティング解析プラットフォームです。ChatGPT・Claude・Perplexity・Geminiなど複数モデルに対応します。
主な機能:AIモデルが生成する回答内でのブランドの語られ方のデータ化、競合との引用比較、リアルタイムのブランド認知モニタリング、LLM上の会話量を推定する機能、AIクローラビリティを含むGEO監査、大量プロンプトの処理とデータエクスポート。
料金:情報源により差がありますが、Starter $99/月・Growth $399/月という表記と、エンタープライズはカスタム価格(公開価格なし)という表記が確認できます。
向いている企業:複数市場・大量プロンプトを専任チームで運用できる大企業、グローバルでのAI露出管理が必要な企業。
注意点:日本語UIは提供されず英語中心、日本語サポートもないとされています。多機能ゆえの習熟コストと、価格体系の不透明さを織り込んで検討してください。
⑱ Scrunch AI|PR・第三者メディア戦略との統合
公式サイト:https://scrunch.com/
項目 | 内容 |
|---|---|
ツール名 | Scrunch AI |
提供元 | Excelsa Labs, Inc.(dba Scrunch AI) |
区分 | 海外 |
タイプ | エージェンシー向け |
主な計測対象 | 引用露出・推薦露出の両方 |
対応エンジン | AI検索+SNS |
料金 | $499前後/月〜 |
トライアル | 年間契約が基本 |

AI検索でのブランド露出に加えて、SNSやインフルエンサー経由の露出まで統合的に分析するツールです。代理店運用を意識した機能設計になっています。
主な機能:AI検索での言及状況の測定、第三者メディアでのブランド言及追跡、ソーシャル・インフルエンサー経由の露出分析、PR活動の効果測定、複数クライアントのレポーティング、GA4でのアトリビューション。
料金:$499〜500前後/月。年間契約が基本です。
向いている企業:PR・インフルエンサーマーケティングを重視するBtoC企業、複数クライアントを扱うエージェンシー。
注意点:日本語非対応で、日本市場での事例は限られます。PR・SNS施策を行っていない企業には機能過剰になります。
比較表を読むときの6つの落とし穴
ここが本記事の核心です。表の数字を額面通りに受け取ると、導入後に齟齬が生まれます。
落とし穴①:対応エンジン数の「数え方」が各社で違う
「7エンジン対応」と書かれていても、内訳を確認してください。すべてが同水準で計測できるのか、一部は表示検知のみか。対応予定・開発中のエンジンを対応数に含めている表記も実在します。
さらに厄介なのは、同じツールでも情報源によってエンジン数の記載が食い違うことです。ベンダーの公式記事では4と書かれているツールが、第三者の比較記事では7と紹介されている、といったケースが実際にあります。数の大小ではなく、「自社が重視するエンジンが、今、計測できるか」を公式サイトで確認してください。主戦場が2つなら、7対応も4対応も差はありません。
落とし穴②:AI概要とAIモードの扱いを分けて確認する
エンジンの数え方に関連して、Google側の変化も押さえてください。2026年1月に、モバイルではAI概要の回答からそのままAIモードの会話へ移行できる仕組みをグローバル展開するとGoogleが公表しています。つまり、PCではAI概要、モバイルではAIモードという状態が生じ得ます。
実務上の含意は明確です。両方を計測できないと、片方のデバイスでの見え方が丸ごと死角になります。「AI Overview対応」とだけ書かれたツールについては、AIモードも別建てで取得しているかを必ず確認してください。
落とし穴③:課金単位がツールごとに違う
月額の数字だけを並べても比較になりません。課金の単位が、登録クエリ数、対象AIインデックス単位、ユーザーシート数、そして1プロンプトあたりの従量制と分かれるためです。インデックス単位課金のツールで全エンジンを見ると、入口価格の3倍以上になることがあります。逆に従量制は、計測本数が少ないうちは最安になる一方、本数を増やすと逆転します。自社の想定運用を当てはめた実質月額で比較してください。
落とし穴④:トライアル条件が同じではない
4日間・7日間・14日間・デモのみと期間が違うだけでなく、機能制限の有無、クレジットカード登録の要否(有料の試用を課すケースもあります)、計測できるクエリ数の上限も異なります。「トライアルあり」を同列に扱わないでください。あわせて、トライアル前に自社のクエリ10〜30本を設計しておかないと、短い期間がUIを触るだけで終わります。
落とし穴⑤:ツール間で数値そのものが比較できない
これは最も見落とされる点です。言及の判定基準(表記ゆれの扱い)、実行回数、対象エンジン、集計方法が各社で異なるため、A社ツールの言及率30%とB社ツールの30%は別物です。並行トライアルで数値が食い違っても、どちらかが間違っているわけではありません。比較すべきは数値の大小ではなく、判定の納得感と運用のしやすさです。
落とし穴⑥:公表されている価格や実績値も、出典で揺れる
海外ツールを中心に、同じツールの価格が情報源によって異なることがあります。プラン改定、通貨・地域別価格、代理店経由の価格、記事の更新日のずれなどが理由で、どれかが虚偽というわけではありません。同様に「改善率+〇〇%」「導入〇〇社」といった実績値も、母数・期間・測定方法が明記されていなければ比較材料になりません。
対処はシンプルです。稟議に載せる数字は、必ず公式サイトか見積書から取る。第三者の比較記事(本記事を含む)は候補を絞る用途に留める。この使い分けだけで、導入後の齟齬はほぼ防げます。
実質月額の試算例|表の価格と実際の請求は違う
落とし穴③を具体的な計算で確認します。同じ「月額199ドル」でも、条件次第で総額は大きく変わります。
想定条件を置きます。計測クエリ30本、対象エンジン4つ(AI Overview・ChatGPT・Gemini・Perplexity)、利用者3名。
インデックス単位課金のツールなら、下位プランの表示価格でも4エンジンをカバーするには上位プランが必要になり、実質は表示価格の3倍を超えることがあります。クエリ数課金のツールなら、30本が下位プランの上限を超えるかどうかで階段が1段上がります。シート課金なら3名分の追加費用が乗り、従量制なら「30本×計測頻度×日数」で総額が決まります。
つまり、比較表の入口価格は「最小構成でのスタート価格」であって、自社の運用条件での価格ではありません。候補が2〜3個に絞れた時点で、上の3条件(クエリ数・エンジン数・利用人数)と希望する計測頻度を各社に伝えて見積もりを取り、そこで初めて価格比較をしてください。
ツールを使わない選択肢もある|「掲載型」という第4の道
比較メディアへの掲載でAI露出を獲る方法もあります。ツールと排他ではありません。
LLMOの手段は、ツール導入・支援会社への外注・内製だけではありません。近年増えているのが、AIに引用されやすい比較メディアへ自社を掲載する「掲載型」です。BtoBの製品比較サイトなどが、月額数万円規模の掲載プランを提供しています。
この選択肢が成立する理由は、AIの引用元が第三者の比較メディアに集中しやすいためです。実際、計測を始めると「自社サイトより比較メディアの方が圧倒的に引用されている」というデータが出ることは珍しくありません。その場合、自社記事を改修するより、引用されているメディアへの掲載を獲る方が近道になります。
ただし順序があります。どのメディアが引用されているかは、計測しなければ分かりません。掲載型を選ぶ場合も、まず計測で引用元の内訳を把握してから掲載先を決めるのが合理的です。手段全体の選び方はLLMOの選び方で工程別に整理しています。
目的別|3ステップで候補を2〜3個に絞る
軸を全部見ようとせず、この順で絞ると速く決まります。
ステップ1、測る対象を決めます。引用露出か、推薦露出か、両方か。ここが決まれば、必要な機能の優先順位が自動的に決まります。
ステップ2、タイプを決めます。社内に制作・改修の体制があるなら計測特化型で足り、なければ改善機能を含む統合型が候補になります。既にSEOスイートを契約しているなら、その追加機能で足りるかを先に試すのが合理的です。
ステップ3、実質月額とトライアルで最終比較します。自社の運用条件を当てはめて見積もりを取り、残った2〜3個を同じクエリセットで試用する。ここまで来れば、決め手は数字ではなく「毎月これを開いて意思決定できるか」という運用感になります。
まとめ:表を作る前に、表の読み方を持つ
LLMO/AIOツールの比較は、8つの評価軸で横並びにすれば全体像が掴めます。ただし、最初に決めるべきは軸ではなく「引用露出と推薦露出、どちらを測るのか」です。そのうえで、対応エンジン数の数え方、AI概要とAIモードの扱い、課金単位、トライアル条件、数値の非互換、価格情報の揺れという6つの落とし穴を知っておけば、比較表は使える道具になります。
比較表は出発点であって、答えではありません。絞り込んだ2〜3個を、自社のクエリセットで実際に試してください。当社のLLMOチェキ(llmocheki.com)も、URLを入力するだけの無料診断から試せます。比較検討の1つとして、他社のトライアルと併せてご判断ください。
LLMOチェキのプラン別料金・契約条件の一覧は料金詳細ページで、計測指標(露出率・引用率)の定義と95%信頼区間の算出方法は計測方法の解説で公開しています。ツール比較の際にあわせてご確認ください。
よくある質問
- 対応AIエンジン数は、多いほど良いのですか?
- 多いほど良いとは限りません。重要なのは、自社の顧客が実際に使うエンジンをカバーしているかです。日本のBtoCならAI概要・AIモードとChatGPT、BtoBならそこにPerplexityやGeminiが加わる程度が実務の中心で、それ以上のエンジン数は運用工数と費用を増やすだけになることもあります。
- 引用露出と推薦露出、どちらを測るべきですか?
- 自社の目的次第です。オウンドメディアやBtoBで自社コンテンツを情報源にしたいなら引用露出、BtoCや店舗・採用で「おすすめ」に名前を挙げてほしいなら推薦露出が主指標になります。両方を追う場合も、報告時の主役はどちらか一方に絞ると評価がぶれません。
- 複数ツールの数値を並べて比較してもいいですか?
- 推奨しません。言及の判定基準も集計方法もツールごとに違うため、数値の大小比較には意味がありません。並行トライアルの目的は数値比較ではなく、判定精度(自社名の表記ゆれが正しく名寄せされるか)と運用のしやすさの確認です。
- 国産と海外、どちらを選ぶべきですか?
- 主戦場が日本市場なら国産が有利な傾向があります。日本語クエリでの計測精度、日本語サポート、請求書払いなど国内商習慣への対応が揃うためです。多言語・多国籍のブランド計測や、既存の海外製SEOスイートとの統合を重視するなら海外ツールに分があります。
- 無料で比較できる範囲はありますか?
- あります。無料プランや無料チェッカー、各社の無料トライアルに加え、登録不要の診断ツールで導入前の現状把握は0円で可能です。詳しくは無料でLLMOを計測する方法まとめをご覧ください。
- 契約前に必ず確認すべき項目は?
- 4つあります。プランごとの登録クエリ数と計測頻度の上限、自社名の表記ゆれの名寄せ精度、回答本文と引用元のログが残るか、そして解約時のデータエクスポート可否です。特に最後の2つは、効果検証と乗り換え時の保険になります。
- LLMO対策ツールの費用相場はいくらですか?
- 国内ツールは月額7,980円から10万円程度、従量制なら1プロンプト8円からが目安です。海外ツールは月額29ドルから499ドル程度で、エンタープライズ向けはカスタム価格となります。ただし表示価格は最小構成の入口価格であり、クエリ数・エンジン数・利用人数によって実質月額は3倍以上になることがあります。
- 無料で使えるLLMO対策ツールはありますか?
- あります。登録不要で最大3クエリを確認できる無料チェッカーのほか、無料プランを持つツール、URLを入力するだけの無料診断があります。ただし無料の範囲では継続的な定点観測、競合比較、履歴の蓄積はできないため、位置づけは現状把握の入口です。
- 国産のLLMO対策ツールにはどんなものがありますか?
- 国内提供のツールとしては、LLMOチェキ、Brand UP、DolphinX AIO、ミエルカGEO、AIsearchmap、リテラ、SUPER ACT、AKARUMI、パスカル、Keywordmap、生成AI言及チェッカーの11製品が挙げられます。国産を選ぶ利点は、日本語クエリでの計測精度、日本語サポート、請求書払いなど国内商習慣への対応が揃うことです。主戦場が日本市場であれば国産が有利な傾向があります。
- LLMO対策ツールとSEOツールは何が違いますか?
- SEOツールは検索結果ページでの順位とクリックを評価するのに対し、LLMO対策ツールはAIの回答本文の中でブランドが言及されるか、自社サイトが引用元として使われるかを評価します。評価の単位も、SEOがページ単位であるのに対し、LLMOは推薦露出ではブランド単位になります。既存のSEOスイートにAI可視性機能が追加された製品もあり、その追加機能で足りるかを先に試すのが合理的です。
- LLMO対策ツールはいつから導入すべきですか?
- 施策を始める前です。改善の効果を証明するには、施策開始時点のベースラインとなる数値が必要になるためです。ベースラインがない状態で数か月後に数値を測っても、それが施策の成果なのか自然変動なのかを切り分けられません。